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J.フロント リテイリング株式会社の主な取り組みや事業の特徴

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J.フロント リテイリング株式会社は、百貨店事業を主に行っている大丸と松坂屋を運営している歴史ある会社です。もともとは別々の会社がそれぞれの百貨店を運用していましたが、2007年に合併し現在のJ.フロント リテイリング株式会社になりました。百貨店業界は2000年以降不況が続いており、特にアパレルについてはファーストリテイリングのユニクロやジーユーが全世代に人気が出たり、ファストファッションが主流になったことからかなり売上が落ちていました。そのような影響もあり、これまで違うカラーで営業を行ってきた大丸百貨店と松坂屋百貨店が一緒に営業を行うことになりました。また、大丸と松坂屋だけでなく関東に主に展開するファッションショッピングモールのパルコも展開しており、全世代に愛される商業施設を運用しています。もともとは大丸が大阪、松坂屋は名古屋を拠点として百貨店事業をしていたため合併によるメリットがデメリットを大幅に上回ると予想されていました。J.フロント リテイリング株式会社の取り組みとしては自社の百貨店事業やディベロッパー事業が繁栄するだけでなく、日本の百貨店事業そのものが盛り上がるように様々な取り組みを行っています。自社のキャンペーンだけでなく地域を取り込んだキャンペーンを自ら実施したり、海外への取り組みも盛んです。日本人で海外に住んでいる人だけでなく、外国人観光客や地元の人にも愛されるような百貨店の展開を目指しています。特徴としては、やはり地域に馴染み愛されるということで現地の人を積極的に登用したりデイリーに使えるアイテムを多く展開するなど、いろいろな取り組みがされています。もともとの創業はどちらの百貨店も100年以上前で非常に歴史のある会社ですが、時代の変化に合わせてそのかたちも変えていっています。最近は少しずつ景気も回復したり、インバウンド需要もまだまだ高いことから百貨店は業界として回復の兆しがあります。高額商品の売上も回復傾向にあるので、以前のような百貨店とは少しイメージが違いますが、百貨店業界が元気になるのも時間の問題なのかもしれません。高額商品を販売するだけでなく、いかに接客による付加価値をつけてお客さんにリピートしていただくか、ということがどこの百貨店でも課題になっています。この会社はまだ合併して10年程度の新しい会社なので、これからも新しい取り組みがどんどんされていくでしょう。

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