geralt / Pixabay

平和不動産株式会社の主な取り組みや事業の特徴

不動産

平和不動産株式会社は東京証券取引所をはじめとする日本全国の証券取引所に施設の賃貸などを行う不動産会社です。
第二次世界大戦以前には日本全国に11の証券取引所が存在しましたが、戦時中の1943年に統合され営団組織日本証券取引所という半官半民の組織が設立されました。終戦後の1947年にこの組織は解散されることになり、全国各地に新たな証券取引所が設立されました。日本証券取引所は解散にあたり新たに平和不動産株式会社を設立しました。この会社は東京や大阪などに日本証券取引所が所有していた建物などの施設を、新たに設立される証券取引所や証券業者などに貸し出すことを目的として現物出資することで創業されたものです。
平和不動産株式会社は不動産の賃貸だけでなく、宅地・マンションの分譲やショッピングセンターなど都市の再開発事業など不動産に関わる様々な事業への取り組みを行っているところに特徴があります。
平和不動産株式会社の主力事業である不動産賃貸業は大きく3つの分野に分類することができます。まず同社の原点である証券取引所ビルの賃貸があります。日本の金融市場の機能を施設面から支えています。また顧客のニーズに的確に対応し、高度な競争力を創出することのできる環境を提供するオフィスビルの賃貸に取り組んでいます。さらに商業施設ビルの賃貸では利用者にとって利便性が高いだけではなく、地域社会を活性化する役割を担うビルを提供することを目指しています。
不動産賃貸業の他にも同社はオフィスビルや住宅などの開発事業を自ら行っています。不動産の開発・取得から運用・売却までを一貫してマネジメントすることで、新たな不動産の価値を掘り起こします。またオフィスビルと商業施設の複合ビルの開発を行い、都市基盤の再開発業者として千葉県の流山平和台駅など駅周辺の再開発にも参加しています。
同社には多数の子会社が存在しますが、中でも平和不動産アセットマネジメント株式会社は平和不動産リート投資法人を通して不動産投資信託事業を行っています。平和不動産株式会社には60年以上に渡って培われてきた不動産賃貸業の経験とノウハウがあります。そして同社が所有する物件は不動産投資信託に供給されます。蓄積された賃貸業に対する経験とノウハウによってマネジメントされることで安定した収益を確保します。同社は不動産投資信託に進出することで不動産の価値を高め、新たな収益機会を創出することに取り組んでいます。

コメントを残す