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株式会社日本取引所グループの主な取り組みや事業の特徴

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株式会社日本取引所グループは、2011年に東京証券取引所と大阪証券取引所が経営統合することを発表し、それを受けて2013年に持ち株会社として誕生しています。大阪証券取引所でも取引が行われていた一部・二部・ジャスダックの証券の現物取引を東京証券取引所に一本化させ、米相場の先物で栄えた大阪証券取引所ではデリバティブ取引に一本化するといった形で事業内容を分けています。
それと同時に東京・大阪の二つの証券取引所を統合することは、システムまでも統合することで、本格的に2014年より統合したシステムが稼働しています。持ち株会社として誕生した株式会社日本取引所グループは、世界第三位の規模を誇る株式の現物取引を行える市場の特徴を持ち、グローバル的な企業としての活躍が期待されています。
もっとも株式会社日本取引所グループの創業については2013年と最近ですが、もとをただすと明治維新後の日本の資本主義の生みの親である渋沢栄一と大阪を商業地として発展させた五代友厚の二人が大きくかかわっています。明治維新の資本主義体制を現実的なものとするため、渋沢栄一が東京証券取引所の前身である東京株式取引所、五代友厚が大阪証券取引所の前身で大阪株式取引所を創業したことに始まります。
株式会社日本取引所グループの取り組みは、取引所を利用される方の利便性の向上を果たし、また常に新しい取引技術を推進していくという使命を担っています。またそれを実現するために、最速の取引手法の確立や利用者が安心でき信頼できる取引の確保するための市場の整備をメインに事業展開しています。
具体的な取り組みには、先ほどの利便性の向上の側面から制度・システムの利便性の向上、市場の信頼性の確保、公平性・公正性の確立という自主規制を設けています。それ以外にも利用者にとっても魅力的な上場の商品の開発、幅広い投資家層を集めるための工夫を行っています。同時に市場は生き物であることから持続的な成長を果たすことで市場規模を拡大し、規模拡大による社会的役割の充実を実現しています。
また人々の生活に潤いをもたらし、経済的な側面から豊かな社会の繁栄を築くことを目的としています。このように株式会社日本取引所グループは公益的な目的も存在しますが、一方では株式会社であるため投資家に利益をもたらす取り組みを実施し、利益自体を上げる必要性も存在します。
しかし公益的な事業を展開する特徴を色濃く持っているため、将来にわたって市場の必要性は揺らぐことなく、破たんに瀕することはほとんどない特徴を併せ持つ企業でもあります。

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