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川口化学工業株式会社の主な取り組みや事業の特徴

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川口化学工業株式会社は、有機ゴム薬品を中心に樹脂用薬品や医薬農薬中間原料などの化学薬品製造・販売を担っている企業です。近年は、環境問題が重要視されてきている現代において、化学薬品がもたらす影響が懸念されています。そんな中、川口化学工業株式会社は環境衛生を重視した製品の開発に力を入れています。

今回は、川口化学工業株式会社の会社概要や生産・開発している製品・得意とする技術などをご紹介していきましょう。

川口化学工業株式会社の会社概要

1937年1月11日、川口化学工業株式会社の前身となる川口化学研究所として設立されました。現在は約160名の従業員を抱える規模の大きな企業に発展しており、東京都千代田区にある本社のほか、川口工場・大阪営業所・上海貿易有限公司などを展開しています。また、川口工場がある埼玉県川口市には、本社事務所や研究開発部もあり、多くの従業員が日々の業務に取り組んでいます。設立からこれまで、川口化学工業株式会社は長年に渡って化学薬品の製造・開発を手掛け、国内における産業を支えてきました。

1961年には東京証券取引所市場東証二部に上場を果たし、有機ゴム薬品業界においては現在業界トップクラスのシェアを誇っています。化学薬品については環境汚染や生態系への影響が懸念されていますが、厳しい法規制を遵守し、環境衛生に配慮した製品開発に取り組んでいる企業でもあるのです。具体的には有機ゴム薬品をはじめ、様々な製品開発や生産・販売に関わる取り組みの中で環境汚染の予防を重視し、環境負荷の継続的な改善や環境目標設定、実施、見直しを行っています。

2008年には、省エネに配慮し「低温用自然抵当冷媒冷凍装置」を設置してCO2削減にも貢献しています。川口化学工業株式会社は、社会に広く貢献できるような企業でありたいと考え、研究・生産・供給・品質保証を徹底し発展させることで、安全でなおかつ安価な製品を提供できるよう努めているのです。

扱っている製品は多岐に渡る

取り扱っている製品は、有機ゴム製品や樹脂薬品、染料顔料中間体、写真薬品、潤滑油添加剤防錆剤、医薬品中間原料、農薬原料など、多岐に渡ります。

有機ゴム製品

有機ゴム製品は、タイヤ・ベルト・ホースゴルフボールなどのゴム部分に活用されるもので、ゴムが長期的に活用できるよう使用する薬品となっています。ゴム製品の生産効率を上げる加硫促進剤やゴムの劣化を防止する老化防止剤、加工工程に最適な加工助剤など、様々な種類があります。

樹脂薬品

樹脂薬品は、ペットボトルをはじめとするプラスチックに使用される薬品で、製品の劣化を防ぐために酸化防止剤や重合防止剤、調整剤などが使われます。合成樹脂の種類によって使用できる薬品を扱っています。

染料顔料中間体

ゴム薬品や樹脂薬品の染料に使用されてきたハイドロキノンは、元々は写真の現像に活用されていました。川口化学工業株式会社は、ハイドロキノンを活用して染料顔料中間体研究開発に取り組んでいます。

写真薬品

ハイドロキノンやメトールなどの写真現像主薬を使用して、代表的な万能現像薬を製造しているほか、写真の退色防止や色調安定剤も生産しています。

潤滑油/添加剤/防錆剤

産業機械において広く活用されている潤滑油は、摩擦を軽減し機械の動力促進や摩擦部分の損耗防止に効果が期待できます。そんな潤滑油をはじめ、酸化を防止する添加剤、金属の腐食を防ぐ防錆剤などの製造を手掛けています。

医薬品中間原料/農薬原料

医薬品中間原料や農薬原料などは、後述する「ファインケミカルプロダクト」と呼ばれる薬品同士の合成によって研究開発が行われています。

川口化学工業株式会社が持つ技術力

川口化学工業株式会社は受託合成を得意としており、会社を大きく支える技術となっています。受託合成関連では、医農薬関連の製品を扱っているほか、精密有機工業薬品も扱っており、様々なニーズに対応できる品質の高い製品開発に努めています。川口化学工業株式会社には受託合成を担うファインケミカル専用工場があり、受託生産専用設備を設けて日々医薬品中間原料や農薬原料を研究しているのです。ファインケミカルとは、加工・機能・付加価値が化学工場において高い技術で生産される精密化学薬品のことを言います。

川口化学工業株式会社のファインケミカル専用工場では、反応機・圧力反応機・遠心分離機・コニカル乾燥機・精留機などを用いて研究開発を続けています。また、分析設備も設けて製品の安全性や安定性も徹底追及している点も、大きな特徴と言えるでしょう。合成技術には実績があるものも多々あり、製造技術や長年の経験は多方面から評価されています。

まとめ

今回は、川口化学工業株式会社の会社概要や取り扱っている製品、企業の強みでもある受託合成技術についてご紹介してきました。川口化学工業株式会社は、東証二部に上場を果たした有機ゴム薬品業界ではトップクラスのシェアを誇る認知度・信頼性の高い企業です。環境汚染や生態系への影響を懸念する現代だからこそ、環境問題に配慮した安全・安価・安定した製品の研究や開発、生産・販売につながっているのです。

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