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三菱地所株式会社の主な取り組みや事業の特徴

上場企業, 不動産

三菱グループの中核を担う企業で、丸ビル・新丸ビルやアクアシティお台場、横浜ランドマークタワーなど、首都圏を中心に多くの施設を保有する三菱地所株式会社は、日本を代表する不動産ディベロッパーでもあります。

そんな三菱地所株式会社では具体的にどのような取り組み・事業を展開しているのでしょうか。今回は、三菱地所株式会社の取り組みや事業の特徴についてご紹介していきましょう。

三菱地所株式会社の概要

まずは、三菱地所株式会社の概要から解説していきます。三菱地所株式会社は1937年に設立された企業で、現在は大手町パークビル内に本店を構えています。他にも北は北海道から南は九州福岡まで、7つの支店を持ちそれぞれの支店で周辺地域の不動産関連事業に携わっています。

元々三菱グループが1893年に合資会社を設立し、丸の内ビルの竣工を担いました。それから1923年に丸の内ビルが完成すると1937年に三菱合資会社から丸の内ビルの所有権や丸の内エリアなどの土地建物営業権、建築課業務を引き継ぎ、三菱地所株式会社が設立されたのです。その後は丸の内一帯の改造計画を策定しつつ全国各地へと事業を展開させていきました。

三菱地所グループの事業内容

三菱地所株式会社にもグループ会社が存在し、全体的な事業の統括を三菱地所株式会社が行っています。
具体的にどのような事業に取り組んでいるのでしょうか?

・ソリューション営業グループ

ソリューション営業グループでは、総合営業窓口の役割を果たしています。具体的に言えば、法人や個人、まして日本・海外を問わず不動産に関する問題が挙げられると、ソリューション営業グループで内容を精査・診断し、各事業部署やリソースを用いながら問題解決へと導いてくれるのです。例えば不動産開発のプロジェクトマネジメントや不動産投資における市場調査や分析、不動産の証券化、戸建てや賃貸住宅の施工まであらゆる分野に精通しており、事業機会の創出を目的に取り組まれています。

・生活産業不動産事業

生活産業不動産事業では主に商業施設事業と物流施設事業の2つを担っています。商業施設事業はその名の通り、全国でその地域に合ったニーズの高い商業施設開発とテナントリーシング、開業後の運営まで三菱地所が一貫して取り組んでいます。物流施設事業では、近年ECサイトの利用拡大によって日本の物流市場が成長したことに伴い、三菱地所でも2013年から物流施設の開発・設置を目的とした事業を展開しています。

・海外事業

三菱地所ではこれまでアメリカやイギリスで不動産賃貸・開発事業を展開してきました。現在はアジアにも事務所が設立され、不動産事業を拡大させています。海外事業では培ってきた実績を活かし、さらなる事業拡大を目指しているのです。

・設計監理事業

設計監理事業は、三菱地所設計という元々三菱地所株式会社にあった設計監理事業部門が分社したグループ企業を中心に行われている事業です。主に建築や土木関連の設計管理やリノベーション事業、地域開発なども行っていますが、コンサルティングにも携わっており、幅広い事業展開で都市づくりを支えています。

・不動産サービス事業

不動産サービス事業では4種類の事業を総合的に展開し、あらゆる不動産ニーズに応えられる体制を取っています。

  1. 不動産仲介・コンサルティング事業
    事業用不動産を中心に売買や賃貸借仲介、不動産を有効活用するためのコンサルティングを行う事業です。
  2. 賃貸経営マネジメント事業
    こちらでは法人個人を問わず賃貸経営のサポートを行っていきます。
  3. 駐車場マネジメント事業
    不動産の有効活用や利便性向上を目的に、運用における問題点の解決や管理などきめ細かくフォローしてくれます。
  4. 不動産鑑定
    不動産の価値を見極め、法人仲介に特化した不動産鑑定評価を実施します。

・ビル事業

ビル事業では主にオフィスビルの開発から運営管理までを担っており、三菱地所株式会社の主軸となっている事業です。ビル事業は単にビルを建てていくだけでなく、周辺地域の価値を高められるようなオフィスビルの開発を手掛けています。

・住宅事業

住宅事業は個人の顧客をメインに、住まいづくりのサポートから賃貸・分譲住宅の建築、住宅管理までを担っている事業です。

・投資マネジメント事業

投資マネジメント事業は、不動産投資信託(REIT)や私募ファンドまで、世界を拠点に投資マネジメントサービスを提供しています。

・ホテル/空港事業

2018年に設立されたばかりの事業で、国内外におけるホテル開発やホテルの運営事業、さらに空港運営事業も展開し、インバウンド需要や国内旅行客増加に向けたサービスを提供しています。空港運営事業では現在高松空港や宮古島市の下地島空港、富士山静岡空港の運営を行っています。

まとめ

三菱地所株式会社では、多くのグループ会社を統括しながら9つにも及ぶ不動産関連事業を展開しています。現在いくつもの大きな開発事業を担っており、三菱地所株式会社が中心となってより利便性の高い不動産建築が行われていくことが期待できるでしょう。

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