geralt / Pixabay

関東電化工業株式会社の主な取り組みや事業の特徴

上場企業

関東電化工業株式会社(略称:KDK)は、東京都千代田区に本社を持つ、古河グループの化学メーカーになります。
事業としては、基礎化学品事業(無機製品、有機製品)、精密化学品事業(特殊ガス製品、電池材料、フッ素など)、鉄系事業(キャリヤー、マグネタイトなど)の三部門から構成されています。
1938年に、金属マグネシウム、苛性ソーダ及び塩酸の製造を目的として資本金400万円から創設され、今日では、社員数約600名を抱える、東京証券取引所一部上場企業の化学メーカーとなりました。
創業約80年の歴史ある会社の関東電化工業株式会社ですが、主な特徴、魅力としては、半導体、液晶に使用される特殊ガス「三フッ化窒素」と、リチウムイオン電池の電解質「六フッ化リン酸リチウム」の二点が世界シェア約20%のトップクラスであることです。中でも、「六フッ化リン酸リチウム」を製造しているのは、日本では、関東電化工業株式会社と、ステラケミファ株式会社、森田工業株式会社(非上場)の3社と、韓国のフースン社1社の4社しかなく、開発技術のレベルの高さをものがたっています。
今日では、電気自動車やハイブリッド車などの需要が拡大する可能性があり、関東電化工業株式会社の「六フッ化リン酸リチウム」のニーズも比例して拡大していくかもしれません。
関東電化工業株式会社の主な取り組みですが、環境、安全面において、行動実績などを常に顧客に開示し、また、「全員開発」をモットーにしている社風から、従業員同士でも改善案などを提案しやすく、とても風通しの良い会社である事が見て取れます。
1995年に日本レスポンシブル・ケア協議会に設立メンバーとして加入し、『環境・安全』に対する「関東電化宣言」を公布しました。レスポンシブル・ケアとは、化学製品の開発から廃棄に至るまでの全過程において、環境、安全、健康面の自主管理を行うとともに、成果を社会に公表し、コミュニケーションを図る取り組みの事を言います。
このような取り組みを、自発的に創設出来るのは、過去の化学メーカーでの重大事故の事例から、事故が地域や社会全体に及ぼす影響の大きさを実感している会社だからこそだと思います。
また、1995年に渋川工場の製品、1998年に水島工場の製品に「ISO9002」認証を取得し、2000年に「ISO9001」認証を取得、1999年には研究所を含む両工場で「ISO14001」認証を取得しました。
安全面だけではなく、地域交流として、従業員の家族を招待しての、水島工場操業50周年記念行事や、地域懇親会などの
地域内でのコミュニケーションも積極的に行なっている企業です。

コメントを残す