川口化学工業株式会社の事業・技術・採用情報|環境への取り組みも解説

川口化学工業株式会社の事業・技術・採用情報|環境への取り組みも解説 技術

川口化学工業株式会社は、有機ゴム薬品を中心に樹脂用薬品や医薬農薬中間原料などの化学薬品製造・販売を担っている企業です。

近年は、環境問題が重要視されてきている現代において、化学薬品がもたらす影響が懸念されています。そんな中、川口化学工業株式会社は環境衛生を重視した製品の開発に力を入れています。

今回は、川口化学工業株式会社の会社概要や生産・開発している製品・得意とする技術などをご紹介していきましょう。

川口化学工業株式会社の会社概要と歴史

川口化学工業株式会社の会社概要と歴史

まずは、川口化学工業株式会社の企業概要を確認していきましょう。

会社名 川口化学工業株式会社
代表取締役 山田 秀行(代表取締役社長)
設立 1937年1月11日
所在地 【本社】
〒101-0047

東京都千代田区内神田2丁目8番4号 山田ビル【本社事務所/川口工場/研究開発部】
〒332-0004

埼玉県川口市領家4丁目6番42号
事業内容 化学薬品の研究開発・製造・販売

川口化学工業株式会社は1937年1月11日、前身となる「川口化学研究所」として設立されました。現在は約160名の従業員を抱える規模の大きな企業に発展しており、東京都千代田区にある本社のほか、川口工場・大阪営業所・上海貿易有限公司などを展開しています。

また、川口工場がある埼玉県川口市には、本社事務所や研究開発部もあり、多くの従業員が日々の業務に取り組んでいます。設立からこれまで、川口化学工業株式会社は長年に渡って化学薬品の製造・開発を手掛け、国内における産業を支えてきました。

1961年には東京証券取引所市場東証二部(2022年より東京証券取引所市場再編により「スタンダード市場」に変更されています)に上場を果たし、2024年には名古屋証券取引所メイン市場に上場しました。有機ゴム薬品業界においては現在業界トップクラスのシェアを誇っています。

以下の動画でも、川口化学工業株式会社の売り上げや取り組みなどの詳細が確認できます。

川口化学工業株式会社の環境対策と安全な製品づくり

化学薬品については環境汚染や生態系への影響が懸念されていますが、厳しい法規制を遵守し、環境衛生に配慮した製品開発に取り組んでいる企業でもあります。

具体的には、有機ゴム薬品をはじめ、様々な製品開発や生産・販売に関わる取り組みの中で環境汚染の予防を重視し、環境負荷の継続的な改善や環境目標設定、実施、見直しを行っています。

2008年には、省エネに配慮した「省エネ型低温用自然冷媒冷凍装置」を設置してCO2排出量の削減にも貢献しています。川口化学工業株式会社は、社会に広く貢献できるような企業でありたいと考え、研究・生産・供給・品質保証を徹底し発展させることで、安全でなおかつ安価な製品を提供できるよう努めているのです。

川口化学工業株式会社の取り扱い製品

川口化学工業株式会社の取り扱い製品

取り扱っている製品は、有機ゴム製品や樹脂薬品、染料顔料中間体、写真薬品、潤滑油添加剤防錆剤、医薬品中間原料、農薬原料など、多岐に渡ります。

有機ゴム製品

有機ゴム製品は、タイヤ・ベルト・ホースゴルフボールなどのゴム部分に活用されるもので、ゴムが長期的に活用できるよう使用する薬品のことを「ゴム薬品」と言います。

ゴム薬品の種類としては、ゴム製品の生産効率を上げる加硫促進剤(アクセル)やゴムの劣化を防止する老化防止剤(アンテージ)、加工工程に最適な加工助剤など様々です。

樹脂薬品

樹脂薬品は、ペットボトルをはじめとするプラスチックに使用される薬品で、製品の劣化を防ぐために酸化防止剤や重合防止剤、調整剤などが使われます。

合成樹脂の種類によって使い分けが必要なため、色性の少ないフェノール系、酸化防止効果の高いアミン系など様々な薬品を扱っています。

染料顔料中間体

ゴム薬品や樹脂薬品の染料に使用されてきたハイドロキノンは、元々は写真の現像に活用されていました。

川口化学工業株式会社は、ハイドロキノンを活用して染料・顔料の中間体研究開発に取り組んでいます。

写真薬品

ハイドロキノンやメトールといった写真現像主薬を使用して、代表的な万能現像薬を製造しているほか、写真の退色を防止するために利用する色調安定剤も生産しています。

潤滑油/添加剤/防錆剤

産業機械において広く活用されている潤滑油は、摩擦を軽減し機械の動力促進や摩擦部分の損耗防止に効果が期待できます。

そんな潤滑油をはじめ、酸化を防止する添加剤、金属の表面に不溶性の透明被膜をつくり腐食を防ぐ防錆剤などの製造を手掛けています。

医薬品中間原料/農薬原料

医薬品中間原料や農薬原料などは、後述する「ファインケミカルプロダクト」と呼ばれる薬品同士の合成によって研究開発が行われています。

川口化学工業株式会社の受託合成技術と強み

川口化学工業株式会社の受託合成技術と強み

川口化学工業株式会社は受託合成を得意としており、会社を大きく支える技術となっています。受託合成関連では、医農薬関連の製品を扱っているほか、精密有機工業薬品も扱っており、様々なニーズに対応できる品質の高い製品開発に努めています。

川口化学工業株式会社には受託合成を担うファインケミカル専用工場があり、受託生産専用設備を設けて日々医薬品中間原料や農薬原料を研究しているのです。ファインケミカルとは、加工・機能・付加価値が化学工場において高い技術で生産される精密化学薬品のことを言います。

川口化学工業株式会社のファインケミカル専用工場では、反応機・圧力反応機・遠心分離機・コニカル乾燥機・精留機などを用いて研究開発を続けています。また、分析設備も設けて製品の安全性や安定性も徹底追及している点も、大きな特徴と言えるでしょう。

合成技術には実績があるものも多々あり、製造技術や長年の経験は多方面から評価されています。

川口化学工業株式会社の社風や職場環境、給与など

川口化学工業株式会社の社風や職場環境、給与など

川口化学工業株式会社では、以下の職種を募集しています。募集枠は新卒(〜既卒およそ3年以内)の採用を目的とした「定期採用」と、転職者の採用を目的とした「キャリア採用」があります。

選考方法はどの職種でもエントリーののち、書類選考、適性検査(Web)、面接を経て内定へと進んでいく方式となっています。

その他、育児・介護休業制度、従業員持株会制度、財形貯蓄、退職金制度、確定給付・拠出企業年金制度などといった福利厚生も全職種共通で豊富にあり、30歳未満の社員が利用できる借り上げ独身社宅があるのも特徴のひとつです。

それでは、定期採用とキャリア採用、それぞれについて細かく見て行きましょう。

【定期(新卒)採用】

こちらは、2026年の新卒採用情報となります。

研究開発職社員

業務内容 主に合成研究

新規製品・受託製品のラボ検討・報告書作成
→パイロット実験計画書作成・パイロット実験・報告書作成
→実機プラント実験計画書作成・実機プラント実験・報告書作成等

一貫した研究・管理、また、既存製品の合理化検討

応募資格 大学卒以上(化学系専攻)
※既卒者も可(卒業後概ね3年以内)
勤務地 埼玉県川口市領家4丁目6番42号
給与 大学卒 :基本給 222,100円(22歳)
大学院卒:基本給 238,540円(24歳)
※既卒者は、別途社内規程による

研究開発職は主に合成研究を行う社員で、大学または大学院で化学系を専攻した人のみが応募可能な職種となっています。エントリー時に研究(卒論)テーマと概要を提出する必要があります。

また、働く時間はフレックスタイム制となっており、11:00〜14:00のコアタイムと6:00〜11:00・14:00〜22:00のフレキシブルタイムの間で7時間半の労働時間となります。

機械設備保守メンテナンス社員

業務内容 構内設備全般の営繕及び修繕の業務
工事監督業務、定期点検作業等
応募資格 短大卒以上(学部・学科不問)
※既卒者も可(卒業後概ね3年以内)
勤務地 埼玉県川口市領家4丁目6番42号
給与 短大・専門卒:197,150円(20歳)
大学卒   :222,100円(22歳)
大学院卒  :238,540円(24歳)
※既卒者は、別途社内規程による

機械設備保守メンテナンス職は、とくに学部学科の指定はなく、短大卒以上を卒業していればだれでも応募することができます。労働時間は8:00~16:40(休憩70分)のため、プライベートの時間もしっかり確保しながら働きたい人にも十分な環境ではないでしょうか。

総合職(事務)社員

業務内容 総務:人事労務、社会保険の手続き等
経理:現金・預金管理、売掛金・買掛金処理等
社内SE:社内基幹システム、ネットワークの保守管理等
生産管理:生産計画、原材料の仕入れ等
営業:販売の価格折衝、代理店管理
応募資格 短大卒以上(学部・学科不問)
※既卒者も可(卒業後概ね3年以内)
勤務地 【総務・経理・社内SE・生産管理】
埼玉県川口市領家4丁目6番42号
【営業】
東京都千代田内神田2-8-4 山田ビル
給与 短大・専門卒:197,150円(20歳)
大学卒   :222,100円(22歳)
大学院卒  :238,540円(24歳)
※既卒者は、別途社内規程による

総合職(事務)社員は、総務・経理・社内SE・生産管理・営業に分かれており、採用後適性を判断し各部署に配属されます。埼玉県で勤務する総務・経理・社内SE・生産管理と、東京都で勤務する営業では年間休日カレンダーが違うため、所定休日に差がある点に注意しましょう。

また、それぞれ勤務時間の違いなど細かな相違点があるため、応募の前には募集要項をしっかりと確認することも大切です。

化学薬品製造オペレーター職社員

業務内容 化学工業製品の製造オペレーター
仕込・反応・乾燥・仕上げ等
応募資格 短大卒以上(学部・学科不問)
※既卒者も可(卒業後概ね3年以内)
勤務地 埼玉県川口市領家4丁目6番42号
給与 短大・専門卒:197,150円(20歳)
大学卒   :222,100円(22歳)
大学院卒  :238,540円(24歳)
※既卒者は、別途社内規程による

化学薬品製造オペレーター職も、とくに学部学科の指定はなく、短大卒以上を卒業していればだれでも応募することができます。

勤務時間が変形労働制(1年単位)となっており、①8:00~16:40(休憩70分)、②16:00~0:00(休憩45分)、③0:00~8:00(休憩45分)の3つのパターンのうちのどこかで働くことになります。

【キャリア採用】

ここでは、2025年現在のキャリア採用情報を紹介します。

社内基幹システムの開発・管理社員

業務内容 社内基幹システム (IBM PowerSystems (AS400)) のプログラム開発(RPG等)からシステム運用・保守、ユーザーサポート、セキュリティ管理
※プログラム開発については入社後社内教育あり
応募資格 専門・短大・高専卒以上
勤務地 埼玉県川口市
給与 197,150円~320,000円
※年齢・経験・能力による

社内システム開発や運用を行う職種の募集となっています。こちらは大学や短大だけではなく、専門学校卒の人にも広く門戸が開かれています。年齢はおよそ20〜40歳程度までを想定しているようです。

化学薬品製造オペレーター社員

業務内容 化学工業製品の製造オペレーター
仕込・反応・乾燥・仕上げ等
応募資格 高等学校卒以上、経験不問
勤務地 埼玉県川口市
給与 185,250円~250,000円
※年齢・経験・能力による

新卒者でも募集していた職種ですが、こちらは高校卒以上の人であれば応募可能となっています。ただし、想定年齢がおよそ18歳〜35歳程度までとなっています。

また、勤務時間が1年単位の変形労働制となっており、①8:00~16:40(休憩70分)、②16:00~0:00(休憩45分)、③0:00~8:00(休憩45分)の3つのパターンのうちのどこかで働くことになるのは定期採用枠と同じです。

機械保守メンテナンス社員

業務内容 機械保守
構内設備全般の営繕及び修繕の業務
応募資格 高等学校卒以上、経験不問
勤務地 埼玉県川口市
給与 185,250円~250,000円
※年齢・経験・能力による

機械保守メンテナンス社員も、定期採用の方で募集している職種ではありますが、キャリア採用の方でも応募することができます。こちらは高校卒以上の学歴があれば応募可能です。

就労時間も定期採用の条件と変わりません。想定年齢はおよそ18歳〜35歳程度までとなっています。

まとめ

川口化学工業株式会社は、有機ゴム薬品業界トップクラスのシェアを誇る、環境配慮型の化学薬品メーカー

川口化学工業株式会社は、有機ゴム薬品業界トップクラスのシェアを誇る、環境配慮型の化学薬品メーカーです。受託合成を得意とし、医薬・農薬・工業薬品など多岐にわたる製品を開発・製造しています。

さらに、環境汚染防止の取り組みとして、省エネ設備の導入や厳しい法規制の遵守を徹底。安全かつ高品質な製品を提供し続けています。

川口化学工業株式会社の最新情報や製品、採用情報について詳しく知りたい方は、ぜひ公式サイトもご覧ください。

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