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出光興産株式会社の主な取り組みや事業の特徴

上場企業

出光興産株式会社は日本のエネルギー企業です。
1911年に石油小売業で出光商会として創業され、1940年に現法人が設立されました。
その際の企業理念は「事業を通じて人間を育てる」であったそうです。
エネルギー企業ですので、わが国の戦前、戦中、戦後を支え、また耐え抜いた、まさに老舗の中の老舗です。
他の企業では、なかなか無いであろう取り組みの多い企業でもあります。
「大家族主義」という日本的な経営で、会社と社員の信頼関係を築き、巨大企業となっても、2006年に上場するまでの間、非上場企業として、長い社歴を重ねられました。その長い歴史の中には、1953年の日章丸事件や1963年の石油連盟脱退などもありました。人間として企業としてブレない理念があったからこその判断や行動だったのでしょう。
そのことを考えながら、キャッチコピーを読み返すと、ほんのりとした、あたたかい企業であることが伝わりませんか?
キャッチコピー 「ほっと安心、もっと活力、きっと満足。出光の約束」2005年制定
「ニッポンに、エネルギーを。」2013年追加
出光興産株式会社の業務内容を改めて見ますと、やはり石油関連の業務が大半です。
特徴的なのは上場後の2007年に有機EL材料の製造に着手されていることと、2013年以降、太陽光発電所いわゆるメガソーラーを開発、営業運転を行っていることです。
また、2014年には北海道製油所の緑化で、緑化優良工場として経済産業大臣賞を受賞しています。
こうしてみると世間では省エネルギーや環境対策推進、電気自動車やハイブリッド自動車の実用開始もあり、脱石油に顔向け始めるなど順風ばかりとも言えないことを、早くから察知して動かれていることが窺えます。
「事業を通じて人間を育て」、数々の苦難も超えて、育った人間の集まりである企業も巨大企業に成長、そして上場された。
脱石油の逆風に対応すべく、太陽光発電を新たに起こし、事業所の緑化等の環境対策にも取り組みを強化された。
その歩み、沿革、取り組みは人間らしい、日本人らしい素晴らしい企業であると言わざるえませんね。
現在、同業大手との業務提携、経営再編の取り組みも進められていますが、創業時の理念などが引き継がれていくと良いのですが。
最近話題の映画「海賊と呼ばれた男」のモデルは、出光興産株式会社がモデルだと言われています。
ドラマチックで、映画にもなるエピソードをもち、日本の歴史の中に生きた、まさに歴史的な企業と言えるのでしょう。
創業時の企業理念が、まったくブレない経営は本当に素晴らしいと思います。

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