ピジョン株式会社の製品の評判は?会社の取り組みや商品についても紹介します

ピジョン株式会社の主な取り組みや事業の特徴 IT

子育て、マタニティグッズを販売している老舗の会社に、ピジョン株式会社があります。設立当初から、哺乳瓶などの開発によって、子育ての考え方を一新し、母親や家族にとって子育てが楽になるような、斬新な商品を多く世に生み出してきました。

ピジョン株式会社が行う取り組みや、詳しい製品はどのようなものか、また会社を知っている人はどのような評判を持っているか、まとめてみました。

ピジョン株式会社の概要

ピジョン株式会社の哺乳瓶
ピジョン株式会社は1957年8月に創立された会社で、 子育て用品、マタニティグッズのほか、最近では家庭でのヘルスケアや介護グッズ等の生産、販売や輸出入などを展開しています。

また「愛を生むは愛のみ」を社訓として、掲げていて、CSR活動などにも、積極的に取り組んでいます。

社名の由来

ピジョン株式会社の設立当社は、「ピジョン哺乳器本舗」というストレートな社名で、名前が示す通り哺乳瓶を主として取り扱う企業から始まりました。

社名の「ピジョン」というのは「鳩」のことです。鳩は平和のシンボルとされていること、加えて鳥類にはめずらしく「ピジョンミルク」と呼ばれる分泌物を授けます。

このことから、平和で充足した社会を希求し、子供達の元気な成長を願うという意味をこめてビジネスに取り組むという意味が込められています。

ピジョン株式会社の哺乳瓶

ピジョン株式会社の社名の由来
ピジョンが設立された頃、哺乳瓶は海外より輸入された商品を使っていました。また赤ん坊が吸い込む吸引部の作りも低質なものでした。

ピジョンを設立した沖田祐一氏は、それ以前までは「もらい乳」が当たり前であった世の中を、あっという間に哺乳瓶を用いた育児へとシフトさせていきました。この変化によって、乳児の栄養バランスも好転していったのです。

ピジョン株式会社は、創立当社より哺乳についての研究を継続していて、育児についての悩みを解決するようなグッズを産み出しています。現在では当然のごとく使われている「取っ手のくっついた哺乳容器」は、発売当初は画期的で、流通し始めた1982年以後は、ママさんたちにとっての必需品となりました。

今でも哺乳瓶の製作、新たな製品の開発に取り組むと共に、母乳での子育てを支援する取り組みにも力を注いでいます。そして、子育てグッズの製作・発売の一旦として養育をサポートする業務も展開していて、オフィスに設置された保育施設をマネジメントしています。

さらに、ベビーグッズの作成によって得たノウハウを用いて、ヘルスケアや介護関連事業にも活動範囲を広げています。

主な商品は下の通りです。

  • ベビー関連用品:哺乳瓶・乳首、ベビーフード(月齢別離乳食、おやつ)、
    スキンケア商品、衛生商品(お尻拭き)、
    ベビー用洗剤、乳母車、ベビートイ、ベビー用医薬品
  • ママ関連用品:サプリメント(葉酸・カルシウム・鉄分等)、マタニティインナー、
    母乳関連商品(母乳パッド、さく乳用品)
  • 介護用品  :大人用紙おむつ、尿取りパッド、車いす

最近では、他国にもビジネスを推し進め、際立った商品価値やジャパンブランドというテイスト、中国の高所得層からの需要も高まり、ブランド力に成長が見られます。

日本国内にて、上質で安全性が高く、安心して使えるという信頼を得てきたブランドパワーが全世界に広げられていくのです。

Pigeon Way

ピジョン株式会社のpigeon way
ピジョン株式会社は、会社の取り組み、姿勢を「Pigeon Way」というネーミングで設定しています。

経営理念や社是、存在意義」と一緒に、業務を遂行する上で、個々人が重んずる価値観」、行動の根底で、指針としていくべき5つの行動原則、成し遂げたい様相であるビジョンを定めています。

  • ビジョン(目標にする自分が望む状態、実現したい自己)
  • 存在意義(自分が社会的に存在する意味、実行するべき役目)
  • 基本となる価値観(個々人が尊ぶもの)
  • 行動原則(全てアクションの基本となるもの)

ピジョン株式会社のサステナビリティ

ピジョン株式会社のサステナビリティ
Pigeonは、いかなる時も赤ん坊を純粋に眼差しを向けて、世の中をさらに赤ん坊に負担を掛けない環境にすべく活動しています。

ビジネス展開する全ての国・エリアにおいて、生活環境への負担を小さくして、赤ん坊とママを取り囲む障害を解消をおこなうことを通じて、会社として永続的な進化を目標にしています。

更に、ステークホルダーと共に、赤ん坊一人一人が抱く興味と自ら育とうとする意欲を重んじて、多彩な価値観が共存する、開かれた未来を創るように取り組んでいます。

Pigeonが行う取り組みの一例を挙げます。

2017年よりタイで、口唇口蓋裂の赤ん坊に対するフォローを実施してきました。

口唇口蓋裂の赤ん坊は、生まれ付きに口唇、口蓋、上顎等に病態があり、ママからじかに母乳を飲んだり、普通の哺乳器では授乳が困難であるケースがあります。

タイでは、700人に1人という割り合いで口唇口蓋裂の赤ん坊が誕生していると報告されていて、Pigeonは、乳首の形態や吸引力がひ弱でも飲めるように調整された「口唇口蓋裂児用の哺乳器」を赤ん坊と家族に対して、寄付してきました。

2020年3月の時点でタイに寄付された哺乳器の累計は2,760本に亘っています。

ピジョン株式会社の製品例

ピジョン株式会社は、哺乳瓶の開発、制作のノウハウを軸にしながら、多くの製品を開発しています。

それらは多様化するライフスタイルに合わせて、ママさんや、子育てを支える家族の負担を減らして、赤ちゃんが成長していけるよう工夫されたものばかりです。

具体的な製品には、どのようなものがあるか、見ていきましょう。

「赤ちゃんここちリズム」とは?

ピジョン株式会社の赤ちゃんここちリズム」
「赤ちゃんここちリズム」は、ピジョンが開発した、母乳がスムーズに取得出来る電動搾乳器のことです。

経験したことのない出産、母乳での育児、馴染みのないことばかりで、ママさんたちは悩みが尽きません。それぞれのママと赤ちゃんの育児に、寄り添うような搾乳器を製作しました。

母乳育児は100人いれば、100通りで、生まれてきた赤ん坊の数だけ、スタイルがあります。赤ちゃんの生後、1週間~1ヵ月、3ヵ月、段々と、ママと赤ちゃんらしい母乳育児の形が出来上がっていきます。

ピジョン さく乳器「母乳アシスト®」

搾乳器も毎日、変化するママと赤ちゃんの状態に合わせて、自然な排乳が出来るように設計されています。

この搾乳器は、ピジョンが長年にわたって、哺乳瓶の制作で赤ちゃんの「乳の飲み方」を追及する中で生まれました。

赤ちゃんの乳の飲み方から着想を得た、2ステップのさく乳を搭載していて、不自然でないプロセスで、母乳が取れます。これには、ピジョンならではの「さく乳リズム」という工夫があります。

それは、 実際に赤ちゃんが母乳を飲むときの自然さでさく乳する「準備ステップ」、そして、ママのおっぱいの状態に応じてテンポや強弱がセレクトできる「さく乳ステップ」とう呼ばれるものです。

    • 準備ステップ

赤ちゃんが乳を飲んだり、休憩したりする、ママの体にとっても違和感のない吸引のテンポで刺激します。

    • さく乳ステップ

準備ステップを経て、母乳が出たら、規則的な吸引リズムにスイッチしてさく乳します。これにより、リラックスした状態で、無理なくさく乳することが可能です。

そして、専用アプリとリンクすることで、既に搭載されているモードのリズムに、3つのリズムを加えるということが出来ます。

「母乳実感」とは?

ピジョン株式会社の「母乳実感」
母乳実感は、ママやパパと、生まれての赤ちゃんの母乳育児をサポートするために考案された哺乳びんです。

母乳との同時利用が無理なく適うように、ピジョンの「母乳実感」哺乳びんは、応急的に哺乳びんを活用しても、自然に母乳に戻れることを目的に作られました。

授乳は生まれたばかりの赤ちゃんと、ママにとってとの大事なひとときです。生後しばらくは、可能な限り直接授乳する方が良いのです。

けれど、ママが忙しくて乳を与えられなかったり、眠れずに授乳させてあげられなかったりして、心配な時もあるでしょう。そのような時はパパがミルクを哺乳びんで上げたり、搾乳しておいた母乳や上げたりしてカバーするように母乳実感は作られました。

母乳育児をかわいく、楽しくアシスト 母乳実感®哺乳びん my Precious(マイプレシャス)

赤ちゃんの授乳の量や飲み方、育ち具合に添って、取り換えられる5種類の製品があります。どのような成長段階であっても赤ちゃんも自然な哺乳が行えて、すんなりとママ授乳できるようにと意図して製作された哺乳びんです。

誕生したばかりで間もない赤ちゃんの哺乳にスポットをあて、研究し続けた成果によって、赤ちゃんの哺乳に、3つの段階があることが分かりました。

母乳実感は、この段階に合わせた吸入口を開発しました。口の動きや姿勢が、ママに抱かれて授乳する時と同じように設計されているため、きめが細かく、質の高い作りになっています。設計者は、機能性と美しさを追及して、穴の形状であったり、弾力、フォルム、材質などディテールにこだわっています。

マグマグについて

ピジョン株式会社のマグマグ
ピジョンのマグマグは赤ちゃんの発達に添って、4つの流れで「飲む」ことをフォローするトレーニング用カップのことです。

赤ちゃんは母乳や哺乳びんから、急にストローやコップで飲物を飲めるわけではないです。

日々育っている赤ちゃんであるからこそ、力を伸ばしつつ、「自分の力で飲む」ことを身につけられるのです。

生後、少しずつ、自分でできることが広がって、大きくなっていく赤ちゃん、授乳やミルクで栄養分を摂り入れている赤ちゃんも、徐々に離乳食が食べられるようになります。

「自分で食べる」時に、「自分で飲む」ことが可能になると、ママにとっても助かります。

マグマグを使うことで、赤ちゃんが飲物を自分で飲めるようになるための、4つのステップを身に付けてもらえるように出来ます。

ピジョン株式会社の評判

販売している商品としては、古くから、哺乳瓶メーカーの老舗というだけあって、しっかりとしたものを取り扱っているようですが、実際のところ、消費者や会社に関心のあるユーザーの評判はどうなのでしょうか。

調べてみました。

取り扱っている商品はどれも定評がある

60年以上も哺乳瓶を作り続けているだけあって、扱っている製品には、どれも高い評判があります。長年に渡って、赤ちゃんに優しい製品を開発しているだけあって、発育段階における赤ん坊の身体や性質をよく研究しています。

製品はどれも信頼性が高く、子育てに励むママからは一定の評判を集めています。

社風について、良い評判が多い

きめ細かな製造、また安定した商品展開、そしてサステナビリティに対する取り組みを行っているだけあって、社風についても、良い評判が多いです。

製品で子育て、家族をサポートしているため、安定した堅実な社風を作りやすいのでしょう。

まとめ│ビジョン株式会社の製品作りは信頼性が高い

世の中を赤ちゃんにとって、「やさしい場所」にする、ピジョン株式会社は、これをミッションとして、自分たちの役割を定義しています。そして、会社の取り組み自体も、これに沿って、着実に成長しています。

最近では、オンラインショップでの通販や、youtubeなどでの動画配信などにも力を入れていて、子育てを支援する家族が、容易にライフスタイルを変えていけるような取り組みを行っていくでしょう。

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