モンドメディカルは、卵子提供を行っている会社です。
卵子提供は、日本では馴染みが薄い方法ですが、海外では日本と比べるとメジャーになりつつある不妊治療の1つです。今回は、そんな卵子提供を行っているモンドメディカルの会社概要やモンドメディカルの卵子提供の特徴、実際に行った人からの評判についてみていきましょう。
モンドメディカルの会社情報
まずは、モンドメディカルの会社概要についてです。
2015年12月25日に設立されたモンドメディカルは、海外不妊治療メディカルツーリズムや卵子提供・代理出産エージェンシー、卵子・精子ドナー提供、凍結受精卵・卵子・精子輸送及びアレンジといった業務を行っています。
日本国内にも子どもをなかなか授かることができずに悩んでいる人は非常にたくさんいます。そのような悩みを抱えている方をサポートするために、不妊治療に関する豊富な知識を持って対応しているのがモンドメディカルなのです。一人ひとりにとって最適なプランを提供できるように、柔軟な対応を心掛けているという点も、利用を検討している人にとって魅力的なポイントの1つになるでしょう。
モンドメディカルの卵子提供の特徴とは?
続いては、モンドメディカルが提供している卵子提供の特徴についてみていきます。
顧客との連携は密に
モンドメディカルの卵子提供を利用する方は、これまでに長い時間を不妊治療に費やしています。それでもなかなか子どもを授かることができずに、精神的に不安定な状態になっているというケースも少なくありません。また、金銭的な負担に関する不安を抱えている方も多く見られます。
不妊という悩みは、親族や友人、知人に相談しにくいものです。そのため、モンドメディカルでは顧客と密に連絡を取り、不安を少しでも軽減できるような体制を整えています。
医療技術が高いクリニックと提携している
モンドメディカルが提携しているクリニックでは、高い医療技術を有しています。世界各国のクリニックの中でも、安心で安全なクリニックを抽出しているのです。
もちろん、妊娠成功率の高さも重視して提携クリニックを決めています。クリニックの医師に会いに行き、治療方針などについて話を聞いたうえで提案しているので、疑問や不安を払拭できるようになっていると言えるでしょう。
モンドメディカルの卵子提供の評判を総まとめ!
最後に、モンドメディカルの卵子提供を利用した人からの評判についてみていきましょう。
“個人的な感覚ですが、登録されているドナー様の人数も多く、勿論、各血液型の方のバリエーションも豊富でしたし、プロフィールを拝見して、お願いしたくなる方が多数登録されていると感じました。”
モンドメディカルには、多くのドナーが登録しているため、プロフィールを見て選ぶところから始まります。ドナーの選択肢が多いということは、納得した上で卵子提供を進めることができる可能性も高くなるでしょう。
“高齢のため、たとえ自分の卵子が採れて受精卵が出来たとしても質は悪く、成功する可能性は低いとも言われました。不妊治療をされている方の体験談を見聞きすると、本当に皆さん何度も人工授精や体外受精を繰り返し挑戦されていて、胸が詰まります。私にはその挑戦権もなかったのですが、それが返って早い決断に踏み切れたのかもしれません。”
引用元:ご夫婦からの体験談について
高齢になれば卵子の質は悪くなってしまい、人工授精や体外受精を繰り返したとしても妊娠に至ることは難しくなってしまうものです。そうなってしまった場合、治療自体を諦めなければいけないという状況になってしまいます。それでも子どもを授かりたいという思いがある方にとって、モンドメディカルの卵子提供を利用するのは一筋の光になることでしょう。
リスクや懸念点
第三者の女性から卵子を提供されて体外受精を行った受精卵を子宮に移植し、妊娠・出産を行うのが卵子提供プログラムですが、リスクや懸念点はあるのでしょうか?
卵子提供を検討している方々は、次のような点を懸念しているようです。
- 受精卵を子宮へ移植したら100%の確率で着床するのか
- 一般的に高齢出産と言われる年齢で出産する場合に体にかかる負担
- 受精卵は本当にできるのか
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
日本における卵子提供のガイドライン
卵子提供での不妊治療を受ける際、日本における卵子提供の法律、戸籍に関する疑問や受けるための条件などについて気になる方が多いのではないでしょうか。ここからは、日本における卵子提供のガイドラインについて見ていきましょう。
卵子提供に関する法律は?
実は、日本には卵子提供や生殖補助医療についての法律や規制などが設けられていません。
1度、厚生科学審議会生殖補助医療部会によって法律を制定するための動きも見られましたが、結果的に認められなかったのです。
また、日本国内では卵子提供の治療は医師が自主的に規制していることもあり、あまり行われていません。卵子提供を受けたい場合は、国外で卵子提供が認められているアメリカやロシア、ウクライナなどの国で治療を受ける方法もあります。もちろんそのような場合は、モンドメディカルのような卵子提供エージェントを介して進められるため、安心して治療を受けることができます。
子どもの戸籍はどうなる?
日本の民法(民法779条、最高裁 昭和37年4月27日)では、「子どもを産んだ本人が母となる」とされています。つまり、卵子提供を受けて生まれてきた子どもであっても、戸籍には夫婦の実子として記載されるのです。
日本で卵子提供を受けるための条件
日本で卵子提供を受けたいと考えている場合は、日本生殖補助標準医療機関からの承認が必須となります。卵子提供は、以下のような要件が満たされた場合に受けることができます。
- 卵子が存在しない
- 妊娠や出産に到達しない原因が卵子にある
- 妻が重篤な遺伝性疾患の保因者や患者である
モンドメディカルを通して海外において卵子提供を受ける場合は、日本生殖補助標準医療機関から承認を受ける必要はありません。
ただし、モンドメディカルでは妻の年齢が50歳以下であることを条件としています。50歳以上の方であっても、妻の健康状態や医師の判断によって認められることもあります。この時、受け入れ可能な産婦人科等の確認も行います。
モンドメディカルの提携クリニック
ロシア・モスクワ、アメリカ・サンフランシスコ、サンディエゴ、ハワイのクリニックと連携しており、連携先のクリニックの選定は、妊娠成功率の高さや、働く医師の考え方などを踏まえた上で判断しています。
より良い治療を行うことを実現するために、臨床試験やデータを積み重ねています。
先ほどご紹介したリスクや懸念点も心配する必要はありません。
卵子提供の前には必ずドナーの適正検査を行うので、受精卵ができないという事態を防ぎます。
これにより、質の良い受精卵を移植できるため、たくさんの方が着床しています。
しかし、何か要因があって着床できない場合もあるので、その確率は100%ではありません。また、高齢出産については医療設備の整った産婦人科を紹介しているので、安心して妊娠・出産できます。
卵子提供は日本においてまだまだ認知度は低いです。
しかし、卵子提供は体外受精などを経ても妊娠に至ることがなかった方にとって、大きな希望となります。そのため、不妊で悩んでいる方は実績も豊富なモンドメディカルの卵子提供を検討してみてはいかがでしょうか。
コメント
以前不妊治療の相談で伺ったことがあります。
卵子提供についても詳しくお話しいただき、親身に相談に乗っていただけました。