ジャパンマテリアル株式会社は、半導体など最先端の技術を用いている工場向けに装置メンテナンスやインフラの提供を行っている企業です。
近年では、2025年に開催される大阪・関西万博のゴールドパートナーとして協賛を行っていたり、定期的にファミリーイベントを行ったり、必要な地域・人・企業などへの寄付活動をおこなったりするなど、CSR活動も盛んな企業としても知られています。
今回は、そんなジャパンマテリアル株式会社が大切にしている「5つのビジョン」を中心に、企業概要や最近の活動などについて紹介していきます。
ジャパンマテリアル株式会社の企業概要
最初に、ジャパンマテリアル株式会社の企業概要について見ていきましょう。
会社名 | ジャパンマテリアル株式会社 (JAPAN MATERIAL Co.,Ltd.) |
代表取締役 | 田中 久男 |
設立 | 1997年4月28日 |
所在地 | 本社・テクニカルサポートセンター( アクセスマップ ) 〒510-1311 三重県三重郡菰野町永井3098番22 |
事業内容 | エレクトロニクス関連事業 グラフィックスソリューション事業 太陽光発電事業 |
ジャパンマテリアル株式会社は、1997年(平成6年)設立の企業です。
「技術を磨き 産業を支え 未来を拓く」という企業理念のもと、安全第一に、高いプロ意識を持って事業を行っています。
事業は大きく分けて「エレクトロニクス関連事業」「グラフィックスソリューション事業」「太陽光発電事業」の3つとなっており、その中でもエレクトロニクス関連事業は半導体及び液晶関連工場の製造において不可欠な特殊ガスや超純水、薬品等の供給に関する一貫したインフラ事業「TGM(トータルガスマネジメント)」「TWM(トータルウォーターマネジメント)」「TCM(トータルケミカルマネジメント)」を行っています。
グラフィックスソリューション事業も大変興味深く、近年様々な場所で利用されるようになったデジタルサイネージやストリーミング配信、マルチプロジェクションシステムなどの分野におけるソリューションを提供しています。
太陽光発電事業は環境保護にも関連した事業となっており、三重県内で3か所の太陽光発電所を稼働させています。本社工場の屋上にもソーラーパネルを設置し、事業活動で使用するエネルギーの削減に努めています。
ジャパンマテリアル株式会社が大切にする5つのビジョン
ジャパンマテリアル株式会社が企業として大切にしているビジョンは以下の5つです。
- 人をつなぐ
- 環境をつなぐ
- 地域をつなぐ
- 技術でつなぐ
- 世代をつなぐ
それぞれがどのような意味合いを持つのか、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
人をつなぐ
これは、主にジャパンマテリアル株式会社で働く従業員についてのビジョンといえます。
現在、グループ内では多彩な人材が活躍しています。それらの社員ひとりひとりが充実し、ゆとりを持って仕事に取り組めるような仕組みや環境を整える、という意味が込められています。
具体的には、継続的な社員教育や社員を適材適所へ配置することなどが挙げられます。
環境をつなぐ
こちらは、自然や環境への配慮に関するビジョンといえます。
社員のひとりひとりが環境に対する意識を高く持ち、事業を行うにあたって発生する環境負荷の削減を考えたり、環境や生態系への価値を生み出すことのできる事業を生み出したりする、ということです。
地域をつなぐ
「地域をつなぐ」とは、地域への感謝を忘れず、地域の人々との交流機会を大事にするという意味を持つビジョンです。
具体的に言うと、地元企業や自治体と一緒になって取り組むCSR活動などが挙げられます。
世代をつなぐ
ジャパンマテリアル株式会社では、様々な世代の社員が一緒に働いています。
「世代をつなぐ」とは、10代の若者から経験を積んだキャリア世代、さらに熟練したシニア世代といった多様な世代が喜びを分かち合えるような企業にしていく、というビジョンとなります。
技術でつなぐ
ジャパンマテリアル株式会社は最先端技術を支える企業のひとつとして、プロ集団としての誇りを持ってサービスを提供しています。
それだけではなく、自社で培った技術の継承を重要視し、次の世代がさらに発展させていけるような仕組みを確立させています。
また、安全と技術確保のため、社員の国家資格取得にも励んでいます。
大阪・関西万博のゴールドパートナー
2025年日本国際博覧会 テーマ事業「いのちを知る」への協賛が決定
ジャパンマテリアル株式会社は、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)の中の取り組みである「シグネチャープロジェクト(いのちの輝きプロジェクト)」において、「いのちを知る(福岡伸一プロデューサーの担当テーマ)」にゴールドパートナーとして協賛しています。
人々の生活になくてはならない存在となった「半導体」に関する事業(半導体工場を支える事業)を行っている企業として、福岡プロデューサーの提唱した「動的平衡」、「いのちを知る」という点に深く共感したことが協賛に至った経緯だということです。
まとめ
今回は、ジャパンマテリアル株式会社の事業内容と、同社が大切にしている「5つのビジョン」についてを中心に紹介しました。ジャパンマテリアル株式会社は人材・環境・地域・世代・技術を大切にしながらサービスを展開している企業だということがわかります。
また、ジャパンマテリアル株式会社が掲げる「未来を拓く」という理念のもと、2025年に行われる大阪・関西万博への協賛も発表されています。
人々の未来にどのように貢献し続けていくのか、今後も楽しみな企業です。
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